熟年再婚と介護問題

熟年世代では特に覚悟が必要な再婚後の介護問題

熟年再婚の問題点の中で子供やお金の問題よりも深刻で、最も解決しにくいと思われるのがパートナー、もしくはパートナーの親の病気および介護の問題で、特に女性の方や親の面倒をみる立場の子供にとっても深く関わる問題だと言えるでしょう。

 

 

再婚前にパートナー自身に持病があったり、パートナーの親が病気であることがわかっている場合は覚悟ができますから、まだ良いと思います。

 

問題となるのが、再婚をするに当たって子供にも応援してもらえた、年金や相続などのお金の問題もクリアした、これから新パートナーと楽しく時間を共有しようと思っていた矢先、パートナーや親が健康を害してしまった…といった場合です。

 

悠々自適の第二の人生を送るつもりが、明けても暮れても介護に費やされるということもあります。

 

そうならないためにはどうしたら良いかを考えるのは、無駄以外の何物でもありません。

 

なぜなら病気の介護は「これから起こりうること」ですから、再婚前にできる解決方法は「再婚しないこと」くらいしかありません。

 

人情的には心苦しいですし、寂しい話ですが、自分の人生を守るためには仕方ないことだと思います。

 

逆に言うとお互いが、もしくはお互いの親が病気になった時に介護するという覚悟と約束を二人の間でしっかり確認してから、婚姻届を提出しても遅くはないとも言えるのではないでしょうか。

 

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